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コスメの真実 ~元化粧品開発者によるブログ~

アクセスありがとうございます。cosmedein(コスメデイン)と申します。数十年、大手化粧品会社で化粧品の開発を行ってきました。その経験を活かし、化粧品をお使いのすべての人々に、『化粧品の真実』をお伝えしたいと思います。普段のお化粧に、是非参考になって頂ければと思います!

IFSCCとは? 【化粧品のオリンピックです】

化粧品に関するコラム

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リオオリンピック・パラリンピックが終わりました。
日本人アスリートの皆様、大活躍でしたね。国民に勇気と元気を与えてくれました。
東京オリンピックが楽しみです。是非、4年度はスタンドで応援したいですね。

さて、オリンピックは、世界のスポーツの祭典です。
化粧品の世界にも『オリンピック』と言われる祭典があるのをご存知でしょうか?

それが、各国の化粧品技術者が一同に介して研究成果を発表する学術大会、『IFSCC世界大会』です。

今回は、化粧品会社のオリンピック、IFSCC世界大会についてご説明します。

 

1.IFSCCとは?

IFSCC・化粧品会社のオリンピック

国際化粧品技術者連盟(The International Federation of Societies of Cosmetic Chemists)の頭文字をとって『IFSCC(アイエフエスシーシー)』と言います。

IFSCCは1959年に設立され、50年以上の歴史をもつ世界各国の化粧品技術者会の連合組織です。本部をロンドンに置き、『化粧品技術の向上、ひいては安全で有用な化粧品開発のための諸活動』を国際規模で行っております。

この行事のうち、最大のものが、世界中の化粧品技術者が一堂に介して、研究成果を発表し、討論する学術大会、『IFSCC世界大会』です。

IFSCC世界大会は、西暦の偶数年に開催される『Congress(本大会)』と西暦奇数年に開催される『Conference(中間大会)』に分けられますが、Congress(本大会)の方が、大会規模、参加人数は多いです。

この他に、化粧品に関する雑誌であるIFSCCマガジンを年に4回発行したり、化粧品技術の後進国に対する技術指導を行ったり、化粧品に係わる書籍の出版活動なども行っています。

 

2.IFSCCは化粧品会社のオリンピック

IFSCC世界大会(本大会)は『4年に一度』開催されること、さらに、最も優れた発表を行った研究者に、IFSCC最優秀賞IFSCC優秀賞が授与されるため、『化粧品会社のオリンピック』と言われています。

 

3.IFSCCに対する化粧品会社の取り組み

IFSCCに対する化粧品会社の意気込みは大変なものです。
化粧品の世界にはIFSCC以外にメジャーな国際学会があまりありませんし、世界の化粧品会社、技術者を相手にするわけですから、かなりの準備をして臨みます。

一般ユーザーにとってIFSCCは、あまりなじみがないと思いますが、IFSCCで最優秀賞や優秀賞を受賞すると、『IFSCC世界大会にて賞を受賞』とアピールできますし、企業の『株価』にも影響すると言われています。

私もIFSCC世界大会でアメリカに行き、発表した経験がありますが、非常に大変でしたが、とても良い刺激になり、その後の研究に大いに役立ちました。

優れた研究をする会社が、すばらしい化粧品を販売しているとは限りません。
ですが、IFSCC世界大会で発表するためには、世界レベルの技術力がないと無理です。つまり、IFSCC世界大会で発表するということは、その化粧品会社の『技術力の高さ』を物語っています。
そのような意味で、IFSCCを化粧品選びの一つの指標にしてみても面白いかもしれません。

IFSCC世界大会では、誰もが発表出来るわけではありません。
化粧品会社のオリンピックと言われるくらいですから、世界中の化粧品会社、化粧品開発者が発表したいと願っています。
まず論文を提出し、厳しい審査をクリアした研究テーマのみ発表が許されます。
ですから、たとえ賞を獲れなくとも、発表すること自体、研究テーマが世界に認められたことになるのです。

IFSCC世界大会は、化粧品会社の威信をかけた、化粧品技術者たちの数年にわたる研究成果の戦いの場です。
規模は違いますが、まさに、オリンピックと言えるのではないでしょうか?

 

4.おわりに

今年は2016年です。4年に一度のIFSCC世界大会(本大会)の年です。

『10月30日~11月2日、アメリカのオーランド』で開催されます。

IFSCC世界大会では、日本では、資生堂、カネボウ、コーセー、ポーラが、賞を複数回受賞して、世界の化粧品会社と戦っています。ですが、ヨーロッパ勢が強いのも事実です。

是非、日本の化粧品会社に頑張ってもらって、日本の技術力の高さを世界にアピールしてもらいたいですね。

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